✓ バブアーが欲しいけど、7万円は正直きつい
✓ オイルドの匂いや手入れが不安で、踏み切れない
✓ ユニクロや無印の「バブアー風」で本当にいいのか迷う
バブアーの定番「BEDALE(ビデイル)」は公式7万円台。人気No.1の「TRANSPORT(トランスポート)」も6万円台です。でも”バブアーらしさ”はコーデュロイ襟と形で決まります。同じ形の人気ブランドなら、本家の4分の1からあの雰囲気が手に入ります。
この記事では、形が似てるメンズジャケット6着を「ビデイル似」「トランスポート似」に分けて紹介します。1万円台の英国製ワックスから、洗えるノンオイルまで、楽天で買える人気ブランドに絞ってまとめました。
最後におまけとして、本家のノンオイル版も2着紹介します。

BEDALEの”形”で探したら、4分の1の価格で英国製が見つかりました!
読み終える頃には、この秋に買うべき1着が「形×オイルの有無×着丈」で絞れているはずです。あなたの「賢い秋アウター選び」のお役に立てれば嬉しいです。
この記事を書いた人
✓本職はメカエンジニア|服も“理屈”で考える
✓6年間で総額300万円を服に注ぎ込んできた
✓X・Instagramで“ちょうどいい”服選びを発信
- この記事で紹介するメンズジャケット8モデルの一覧
- 本家バブアーは7万円|BEDALEとTRANSPORT、2つの定番の形を知る
- 【ビデイル似】BEDALEに形が似てるジャケット4選
- 【トランスポート似】TRANSPORTに形が似てるジャケット2選
- おまけ|本家の「ノンオイル」で匂いを避けるという選択肢
- オイルかノンオイルか|匂いと手入れが不安なら「形だけ取る」
- 着丈と身幅を数字で比べる|公式サイズ42と各ショップのL基準
- 結局どれを選ぶ?タイプ別の答え
- 「パクリに見えないか」の答え|ハンティングジャケットは英国の共通言語
- よくある質問|バブアー似のジャケット選びの不安を解消
- まとめ|形の正体を知れば、バブアーの雰囲気は本家以外でも手に入る
この記事で紹介するメンズジャケット8モデルの一覧
先に全体像です。名前を押すと、各商品の解説へ飛べます。
「オイル」=ワックスコットン(本家と同じ質感・手入れが必要)/「ノンオイル」=洗いやすく匂わない生地
「オイルの匂いや手入れが不安」という人は、ノンオイルの4着から見てください。詳しい違いは後半の章で説明します。
本家バブアーは7万円|BEDALEとTRANSPORT、2つの定番の形を知る
Barbour(バブアー)の定番BEDALEは公式価格70,400円。人気No.1のTRANSPORTは62,700円です(いずれも2026年9月時点)。
詳細はバブアー公式のBEDALE商品ページとTRANSPORT商品ページで確認できます。
上の2枚は、楽天で買える本家の一例です。年式や色が公式の現行品と違う在庫もあるので、仕様は公式ページで確認してください。
公式の商品説明を読むと、「バブアーらしさ」は2モデル共通の3点セットと、モデルごとの形に分解できます。

要するに、BEDALEは「腰が隠れるジャケット型」、TRANSPORTは「短くて横に広いコーチジャケット型」です。
「ハンドウォーマー+袖リブ+ミドル丈」ならビデイル似、「胸ジップか斜めポケット+箱型のショート丈」ならトランスポート似。この記事もこの分け方で進めます。
フィットの言葉も先に整理します。バブアーには「レギュラー」「オーバーサイズ(OS)」「スリム(SL)」の3つがあります。
BEDALEはレギュラーが基本で、TRANSPORTはオーバーサイズのみです。
公式の推奨サイズは、どちらも182cmなら42(〜185cm)。今回は実物を持っていないので、着心地の話はせず、仕様とサイズ表の数字だけで比べます。
【ビデイル似】BEDALEに形が似てるジャケット4選
まずは「腰が隠れるジャケット型」の4着。似ている順です。フィットはすべてレギュラー寄りで、本家BEDALEと同じ着方ができます。
① Rockall Outdoor RKAL001|英国製ワックスを1万円台で
形だけで選ぶなら、「Rockall Outdoor(ロッコールアウトドア)」の「RKAL001」が最有力です。英国で30年以上、乗馬ウェアを作ってきたメーカーです。
コーデュロイ襟、リング引き手のダブルジップ、ハンドウォーマー、袖口のリブ。BEDALEの骨格がほぼそのままそろっています。
Mサイズの着丈81cmは、BEDALEの42(81.3cm)とほぼ同じ。身幅は本家の40相当で、太くなりすぎません。
気になる点は、楽天だけでAmazonでは買えないこと。それでも「英国製ワックスで1万円台」は、このジャンルで飛び抜けています。
② JOHN PARTRIDGE WET WAX LANDOWNER|英国で”バブアーの隣”に並ぶ本格派
「JOHN PARTRIDGE(ジョンパートリッジ)」は1969年生まれの英国ブランド。本国ではバブアーと並ぶシェアを持ち、チャールズ国王の愛用でも知られています。
「LANDOWNER(ランドオーナー)」は領主が領地を見回るための形。表地と裏地を別々に仕立てるスーツと同じ作りで、空気の層ができて暖かいのが強みです。
価格は本家の3分の2で、安く済ませる枠ではありません。「バブアーじゃない英国製ワックスを正面から選びたい」人の1着です。
サイズはUK表記で、UK-Lでも着丈76.5cm・身幅58cm。BEDALEの40より細いので、182cmはUK-Lが起点になりそうです。
③ URBAN RESEARCH NYLON HUNTING JACKET|オイル風の光沢を1万円台で
「URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)」の「NYLON HUNTING JACKET」。ノンオイルの中で、いちばんバブアーの質感に近い1着です。
販売ページの説明は「オイル加工のような風合いの光沢」。遠目のしっとり感を、洗いやすい化繊で再現しています。襟は羊革で、そのぶん大人っぽく見えます。
着丈はM76cm・L79cm。BEDALEの40〜42の間で、丈の数字は4着で最もBEDALEに近いです。
素材が薄手のポリエステルなので、真冬は中にニットが必要です。「秋〜春の羽織り」と割り切ると満足しやすいと思います。
④ L.L.Bean オリジナル・フィールド・コート|洗濯機で洗えるハンティングの原型
「L.L.Bean(エルエルビーン)」の「オリジナル・フィールド・コート」。BEDALEより56年古い、1924年生まれの狩猟ジャケットの原型です。
正直に書くと、4着でいちばん”バブアー顔”からは遠いです。光沢がなく、雰囲気はアメカジ寄り。
それでも入れた理由は「洗濯機で洗える」こと。オイルドの手入れが不安な人に、いちばん気楽な1着です。
米国フィットでかなりゆったり。レビューでは175cm・74kgがMなので、182cmはLが目安になりそうです。
【トランスポート似】TRANSPORTに形が似てるジャケット2選
次は「短くて横に広いコーチジャケット型」の2着。どちらもオーバーサイズ寄りで、本家TRANSPORTと同じ着方になります。
⑤ SHIPS any 別注 Bollington ショート ハンティングジャケット|1万円で英国ブランドの形
「SHIPS any(シップス エニィ)」が、1970年代創業の英国ブランド「Bollington(ボリントン)」に別注した1着です。
身幅は太め、丈は短め。コーデュロイ襟にブリティッシュなチェック裏地。TRANSPORTの「形」を1万円で再現しているのは、この1着だけです。
着丈はLで67.5cm。TRANSPORTの40(68cm)とほぼ同じ数字です。
生地はコットン×ナイロンで、ワックスの光沢はありません。「まず形を試したい」入門の1着として、いちばん勧めやすい価格です。
⑥ JOURNAL STANDARD relume ハイランド ウール ハンティング ジャケット|ウールで作る冬のTRANSPORT
「JOURNAL STANDARD relume(ジャーナルスタンダード レリューム)」の冬の定番。今年は着丈を2cm短くし、形はまさにTRANSPORTです。
ただし生地はウール100%。ワックスの光沢はなく、ツイードに近い温かみのある表情になります。
「TRANSPORTの形で、真冬に暖かいものが欲しい」なら、この1着が答えだと思います。ドライクリーニングが必要な点だけ、SHIPSに譲ります。
おまけ|本家の「ノンオイル」で匂いを避けるという選択肢
形からは外れませんが、価格は本家です。「バブアーがいい、でも匂わないものを」という人向けの2着です。
Barbour TRANSPORT ピーチスキン|手入れの心配がないTRANSPORT
ワックスの風合いを再現した「ピーチスキン」生地。手入れやオイル汚れの心配がなく、形はTRANSPORTそのままです。
「TRANSPORTの形で、オイルだけ避けたい」。その答えは、他ブランドではなくこの1着だと思います。
Barbour OS BEDALE ピーチスキン|サイドベンツもハンドウォーマーもそのまま
こちらは安くありません。ただ、裏地のない一枚仕立てで軽く、春先や秋口に羽織れます。
「本家の名前とサイドベンツは欲しい、でもワックスは無理」という人の1着です。
オイルかノンオイルか|匂いと手入れが不安なら「形だけ取る」

公式は「WAX FOR LIFE」というページで、オイルの塗り直し(リワックス)の手順を写真付きで公開しています。手入れは「面倒な作業」というより「育てる楽しみ」に近い、というのが公式の姿勢です。
バブアーで一番よく聞く不安が「匂い」と「手入れ」です。ワックスコットンは洗濯機で洗えず、湿気の多い場所ではカビや匂いの原因になります。
ただ、公式は現行のワックスを「無臭かつベタ付きも極力抑えた」と説明しています。昔ほど気にしなくていい、というのが現在地です。
それでも不安なら、「ノンオイル」で形だけ取るのが答えです。今回の6着のうち4着と、おまけの本家ピーチスキン2着がそれに当たります。
光沢を出したい人はオイル、気楽さ優先ならノンオイル。一覧のアイコンで見分けてください。
着丈と身幅を数字で比べる|公式サイズ42と各ショップのL基準
似てるジャケットで失敗しやすいのは、形よりも丈です。公式サイズ表の42(〜185cm)を基準に、各ショップのサイズ表から数字を拾いました。
BEDALEは着丈81cm・身幅66cm、TRANSPORTは着丈70cm・身幅71.5cm。「11cm短くて5cm広い」が2モデルの差です。
ビデイル似は「着丈76〜83cm」、トランスポート似は「着丈65〜70cm」を目安に、いつものサイズではなく数字で選んでください。
私は182cm・71kgで普段はXL。公式の推奨表ではどちらも42で、オーバーサイズ寄りの候補は1サイズ下も入ります。
実物は持っていないので、数字の話までにとどめます。
結局どれを選ぶ?タイプ別の答え
迷ったら、この一覧から選んでください。名前を押すと各商品の解説に飛べます。
「パクリに見えないか」の答え|ハンティングジャケットは英国の共通言語

ここが一番不安なポイントだと思うので、はっきり書きます。今回の6着は、すべて自社の名前で堂々と作られたブランドの製品です。
コーデュロイ襟、チェックの裏地、ハンドウォーマー。これは狩猟や乗馬のための「英国カントリーウェアの共通言語」で、バブアーの発明ではありません。
Rockall Outdoorは乗馬ウェアの作り手、JOHN PARTRIDGEは英国でバブアーと並ぶブランドです。
L.L.Beanのフィールドコートに至っては、BEDALEより56年前の形です。
一方で、バブアーの「ハウスタータン」やロゴまで真似た商品だけは選ばないでください。
ハウスタータンとは、緑×ベージュのあの独自チェックのこと。ブランドの署名なので、形似ではなくコピー品の領域です。この記事にも1着も入れていません。
よくある質問|バブアー似のジャケット選びの不安を解消
Q. ユニクロや無印良品の「バブアー風」で十分ではないですか?
十分な人も多いと思います。コーデュロイ襟にチェック裏地、7,000円〜1万円で形はしっかり再現されています。
ただ、街での被りが多いのが難点。「人と違う1着」を選びたいなら、今回の6着の方が満足しやすいと思います。
Q. レギュラーフィットとオーバーサイズフィット、どちらを選べばいいですか?
ジャケットのように着るならレギュラー、厚手のニットやパーカーの上から羽織るならオーバーサイズです。
今回の候補もこの2つに分かれます。ビデイル似の4着はレギュラー寄り、トランスポート似の2着はオーバーサイズ寄りです。
Q. ラベンハムのキルティングジャケットもバブアーに似ていますか?
「LAVENHAM(ラベンハム)」はキルティングの発祥ブランドです。
比べる相手はバブアーの「LIDDESDALE(リッズデイル)」というキルティングモデルになります。
この記事のBEDALEとTRANSPORTはワックスジャケット。キルティングは別ジャンルとして考えると迷いません。
Q. 楽天のバブアーは店によって値段が違いますが、大丈夫ですか?
正規代理店品と並行輸入品が混ざっているためです。並行輸入は為替と仕入れ時期の差で、1〜2万円安いことがあります。
同じ品番でも年式の違う在庫が並ぶので、色と生産国を確認して、サイズ交換や修理の条件はショップごとに見てください。
Q. ライナー(インナー)は付けられますか?
本家BEDALEは専用ライナーとフードを後付けできます。TRANSPORTは外付けフードのみです。
今回の6着に専用ライナーの仕組みはありません。中にニットやフリースを重ねる前提で、身幅に余裕のあるサイズを選んでください。
Q. 182cmの高身長はどのサイズを選べばいいですか?
公式の推奨はBEDALE・TRANSPORTともに42(〜185cm)。オーバーサイズフィットは1サイズ下も候補です。
上の着丈・身幅の表で「ビデイル似は76〜83cm、トランスポート似は65〜70cm」に入るサイズを選んでください。
Q. 中古のバブアーはありですか?
イギリス製の旧ロットが3〜4万円で出ていることもあり、選択肢としてはありです。ただ、ワックスの匂いとカビは中古でいちばん出やすい問題です。
匂いが不安なら、新品のノンオイルか今回の洗える候補の方が後悔しにくいと思います。
Q. モンクレールやカナダグースのダウンと迷っています
バブアーは秋〜春の「羽織り」、ダウンは真冬の主役。季節で分けると迷いません。
光沢のあるショート丈ダウンならモンクレールに似てるダウン8選、腰丈の防寒パーカならカナダグースに似てるダウン9選にまとめています。
Q. それでも本家バブアーが欲しくなったら?
その気持ちは大切にしていいと思います。まず今回の1着で秋を越し、資金を貯めてからバブアー公式で買うのが、いちばん後悔のない順番です。
腰が隠れる丈が好みならイギリス製のBEDALE、短めが好みならTRANSPORT。この記事の分け方が、そのまま本家選びの基準になります。
まとめ|形の正体を知れば、バブアーの雰囲気は本家以外でも手に入る
最後に、この記事の要点です。
高いものを我慢するのではなく、形の正体を知って賢く選ぶ。それがこの秋のいちばんの近道だと思います。
迷ったら、形の再現度で選んだ1着目に戻ってください。
秋のコーデ全体の組み立て方は、こちらのガイドにまとめています。




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